つくば市神郡にあり、700年の歴史を持つ真言宗豊山派の古刹   電話 029‐867‐0185

文化財等

「田中愿蔵隊陣営の跡」碑文江戸末期、尊皇攘夷を掲げて水戸藩士が天狗党と名乗り、筑波で兵を挙げ、本隊は当時の筑波山中禅寺に、田中愿蔵が率いる隊は普門寺に陣を構えていた。各地で金品を強要したといわれている。

赤門黒門赤門は天明年間の再建、黒門の建立年は不詳、平成十三年に再建される。

第十八世元雅大和尚入定遺跡即身仏になるためにご入定した所である。その穴の上に供養塔と地蔵菩薩が建立されて、今でも香華が絶えない。

鐘楼堂寬政年間の再建、平成十三年に改修。鐘は小田部鋳造所(桜川市真壁)制作によるものである。

歴代住職の石塔

客殿駕籠江戸中期(宝暦年間)の再建とされる。欅の太い柱と高い天井が特徴である。中につり下げてある駕籠はかつて住職が使用していたものである。

石造九重層塔室町時代末の建立。県指定文化財。

弘法大師の石造江戸期のもの。御小屋に安置されていたが、本堂の火災により今の所に仮安置されている。